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極北からの便り [アラスカ]

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TAKAさんの釣り仲間で、DOCTORのOさんからメールが届いた。
Oさんは、TAKAさん達一行とキーナイで別れ、奥さんと2人飛行機で、
北極海に面したアラスカ最北端の村BARROWへ飛び、
レンタカーで南のFAIRBANKS(フェアバンクス)までアラスカの旅を続けたとのこと。
そのBARROWへ行く飛行機の中で出会った、青年とのエピソードがちょっと素敵なので紹介します。

このBarrow へ行く飛行機の中で25歳前後の青年と会いました。
観光かと聞きましたら、違う、高校の教師でこの村へ赴任するというのです。
木材や石、金属などからモノを作る技術を教えると言うのです。
契約は8月から来年の5月末までです。

「何故ここを選んだの」と聞きましたら、しばらく置いて彼は、「冒険したいから」と答えました。
ユタ州の田舎に住んでいて冬のー30度とかー40度(華氏)を経験しているので、
ここでも何とか大丈夫だろうというのです。
SAD とも言うけど、
cabin fever(隔離生活による情緒不安) には気をつけろと、要らぬことを忠告しました。
趣味は何だと聞きましたら、読書とのことです。
cabin fever を防ぐのに一番いい方法だねと言いましたら、しばらくして、
彼は静かに「 Home, sweet home 」と答えました。
そこでこちらも辛うじて思い出した歌詞のなかから、「Be it ever so humble,
there's no place like home」と応じました。果たして通じたかどうか?

ジェット機を降りるとき彼は座席の下からケージを取り出しました。見ると中に猫が入っています。
長い真っ暗な冬の間、彼はきっとこの猫と対話するのでしょう。
人類学者の友人がよく言ってました、「旅は人を強くする」 と。
この神経質そうな青年がたくましく生きるのを願っています。
最後にこう言って別れました。「Have a great adventure.  Enjoy your life」.

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最北端の村BARROW。冷たいというより、痛いのであわてて陸の上がるOさん。

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最後の辺境【アラスカ】-5 [アラスカ]

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HALIBAT(ハリバット・オヒョウ)釣り。カレイの仲間で、アラスカでは100kgを越す大物も釣れる。
そのハリバットを釣りに、TAKAさん一行はANCHOR POINT(アンカー・ポイント)へ。
アンカー・ポイントはキーナイからROUTE1を南下した所にある極北の小さな港町。
海岸沿いのハイウェーは、右手にクック湾とアラスカ半島の残雪を頂く雄大な山々を見ながら、
走ることの出来る、アラスカでも屈指のルート。
でも、当日は天候が悪く、海が時化ていてオヒョウ釣りに出られなかったとのこと。残念!

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最後の辺境【アラスカ】-4 [アラスカ]

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キーナイ川河口のBEACH。大海原を回遊して母なる川に、最初に戻るサーモンをFIRST RUNという。
そのファースト・ランのサーモンを狙って、キーナイの海岸は大勢の地元の人々でにぎわう。
サーモンを釣るのではなく、サーモンを採る。
サケは海岸の波打ち際を回遊して、次々に川を溯上する。
以前アラスカで、エメラルド色の波のロールの中、黒いシルエットのサケを見た時の光景を今でも忘れられない。
その波打ち際に立ちこみ、馬鹿でかい網を差し込んで、サケを採るのだ!
おおらかで、何ともおおざっぱなアメリカ!

海岸でさばいたサケのハラワタを目指して沢山のカモメも集まってくる。
ビーチは1日中、人間とカモメのサケ祭り。

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最後の辺境【アラスカ】-3 [アラスカ]

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TAKAさん達一行は、キーナイから水上飛行機で1時間ほど、クックインレット(クック湾)を横断し、
対岸のアラスカ半島にあるBIG LIVER LAKE に飛んだ。
アラスカの奥地に入るには、道路などなく、「空のTAXI」と呼ばれている水上飛行機を利用する。
BIG LIVER LAKE はガイドのMr.ジョニーが必ず案内してくれる、サーモンが確実に釣れる場所。
そしてこの湖は、熊が湖岸に頻繁に出没するエリアでもある。
アラスカはクマの国。クマの国に人間がそっと入らせてもらうのだ。
クッツインレット(クック湾) イギリスの海軍士官、海洋探検家キャプテン・クックが初めてこの湾に投錨したことから、名づけられた。

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最後の辺境【アラスカ】-2 [アラスカ]

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アラスカの夏は白夜がつづく。
早朝6時船着場から、ボートがいっせいに、キーナイ川中流のキングサーモンのいるポイントを目指す。
キーナイ川でのキング・サーモン釣りは世界中の釣り師の憧れ。
そして、極くわずかな者の頭上に、幸福の女神が舞い降りる。

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最後の辺境【アラスカ】-1 [アラスカ]

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写真同好会BETEP(ヴェーツェル・風)のメンバーTAKAさんが、
7月末、サーモン釣りにアラスカへ旅立った。
アンカレッジより車でルート1を3時間、SOLDOTNA(ソルドットナ)の町の近くの、
フィッシングガイド・MR.ジョニー(カテゴリー・アラスカで紹介)のロッジを拠点に、サーモン釣りへ。
あいにくアラスカも天候が不順で雨にたたられ、最終日のみ晴れ。
でも、LAST FRONTIER (最後の辺境の地)と言われるアラスカの、
大自然、釣り、写真撮影をたっぷり堪能したとのこと。
では、その時の素晴らしい写真をどうぞ!

*写真が多いので5回に分けてUPします。

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Mr.ジョニーの冒険(ログハウス作り)-8 [アラスカ]

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さいごに、LOG HOUSE、つくったはなし、します。
この LOG HOUSE は、ほとんどじぶんで、つくった。
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おもい LOG はこんで、のせるとき、ROOF(やね) や SPIRAL STAIR (らせんかいだん)、
つくるときは、ともだち、たすけてくれた。
1 YEAR すこししか、できない。7 YEARS かかってできた!
でも、まだ COMPLETE じゃないね。
WALL や PILLAR(はしら) はスプルース。 INNER はパーチのき。
MAIN PILLAR は9Mのスプルースね。
スプルースは、ふねのマストにつかう。 BENDING(たわみ) つよいね!
これから PORCH と FIREPLACE(だいろ) つくる。
LOG HOUSE NEVER FINISH ということばある。
やっても、やっても、きりない いういみです。
LOG HOUSE つくることも、ADVENTURE おもわない?

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ぼくのいえのとち、0.8エーカー(約1,000坪)ある。
LOG HOUSE のまえには、 PRIVATE POND もあるよ。
にわやいけ、いろいろな、とりや、どうぶつ、あそびにくる。
SWAN、EAGLE、HAWK、DUCK、MOOSE、SQUIRREL。
MOVIE の SCREEN みるように、NATURE たのしめる!

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にほんの、つりのおきゃくさん、まいとし、たくさんくる。
FISHING や NATURE エンジョイして、にほんにかえる。
みんな、アラスカまたきたい、かならずいうね。
しゃしんのおばあちゃん、パワフルなおばあちゃん。
なかよくなって、おばあちゃんかぞくと、アメリカやメキシコたびしたこともあるよ。

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アラスカのたべもの、おいしい。
SALMON、IKURA、CRAB、MEAT。GOOD TASTE!

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Mr.ジョニーに国境はない。
若い頃から、世界中を釣りして歩き、今はアラスカのフィッシング・ガイド。
「僕は少年時代は、アリゾナの砂漠で遊んでいた。若い時は、
色々なところを放浪し、色々のことを経験した。
だから僕は、世界のどこでも、生きていく自信がある。」といつか言っていた。
Mr.ジョニーのADVENTURE。
何にでも、勇気を持って挑戦し、決してギブアップせず、
そして、陽気でフレンドリーな、彼の開拓者精神。
少しでも学びたいものだと思った。

それにしても最近、島国根性まるだし、狭い視野で、異なるものを排除して、
一方的に、自分の価値観を押し付けたり、
他人との比較の中でしか、自分の存在意義を見出せず、
幼稚な自己顕示欲のみ肥大させ、
思い通り行かないと、すねたり、駄々をこねる、そんな子ども大人が、なんと多いことか。
お互い異なる価値観や文化を、認め合い、人の話に耳を傾け、
他人との比較ではなく、自らの価値を高めようとする、成熟した大人。
激動する世界の中で、これからの日本を支えていく、
若い人達には、ぜひそういう日本人になって欲しいと思う。
心のADVENTURE! 自戒を込めて。


Mr.ジョニーの冒険(鮭つり)-7 [アラスカ]

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Hi!ジョニーです。
アラスカの、サーモンつりのはなしします。
EARLY SUMMER から、AUTUMN、いろいろなSALMON、アラスカのかわに、かえってくる。
せかいじゅうから、たくさんのFISHERMAN、きます。
さかなヒットしたら、おおきなこえ、FISH ON いいます。
まわりのひとに、さかなあばれる、きをつけて、しらせる。
しゃしんは、ぼくのむすこ。おおきな SALMON ヒットした。
ぜったい、たすけてはだめ。じぶんでさいごまで、がんばる。
これは、FISHERMAN の「おきて」。FISHERMAN の「じんぎ」。

ぼくも、むずかしい、にほんごしってるねー!
むすこ、たくさん FIGHT して、BIG KING SALMON つったよ!

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KING SALMON は、SALMON のおおさま。
せかいじゅう、SALMON FISHERMAN つりたい!
ぼくの、いままでの RECORD は、KINAI RIVER で81ポンド(約37KG)
BOAT にのって、つった。うみから、かわにかえってきた、すぐの SALMON を FRESH いう。
KING SALMON はすごいパワー!かわの BOTTOM にもぐって、にげる。
BOAT いっしょに、1KM UPPER にはしり、10KM DOWN した
FIGHT は1じかんくらい。 FANTASTIC!
MID.MARCH アラスカのかわ、さいしょにくる SALMON。
WORLD RECORD は、KINAI RIVER で、97ポンド4オンス(約44KG)
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SILVER SALMON は、SILVER COLOR きれい!ピカピカ!
MID.AUGUST に、アラスカのかわ、さいごにくる SALMON。
ヒットすると、JUMP してあばれる。すごいスピード!
ぼくの、いままでの RECORD は、24ポンド。
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RED SALMON。 SPAWNING(産卵) のとき、からだあかくなる。
たくさんの REDS かわにきて、かわあかくなるよ!
うみで、プランクトンたべる、にくもあかい。
ヒットすると、メチャメチャあばれる。
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PINK SALMON。おすはせなか、ふくれる。
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DOLLY VARDEN。いわなのなかま。FIN(ひれ)のピンク
、からだにピンクのスポット。きれい!

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むすこと、いっしょにあそんで、
FISHING のこと、NATURE のこと、いろいろおしえる。
ぼくも、おとうさんに、おしえてもらった。
べんきょうもたいじ、でも NATURE のことおしえるも、だいじねー!

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PACIFIC SALMON
1 PINK SALMON
2 RED SALMON (SOCKEYE SALMON) 紅鮭
3 DOG SALMON (CHUM SALMON) 日本の川に溯上するのはこの鮭
4 SILVER SALMON (COHO SALMON) 銀鮭
5 KING SALMON (CHINOOK SALMON)
6 MASU (SAKURAMASU) アラスカにはいない ヤマメの降海型

KINAI RIVER


周辺地図をクリックし、航空写真から入ると、
上空からの風景が、見られます。


Mr.ジョニーの冒険(川下り)-6 [アラスカ]

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Hi ! ジョニーです!
おとこは、しょうねんのこころ、だれでも、もってる。
ADVENTURE は、しょうねんのこころ、もどってくる。
RAFTING (かわくだり)は、FISHING&CAMPING、
さいこうにたのしい!ADVENTURE ね!
RAFTING は、FLOATPLANEで、FLY IN する。
(フライ・インとは水上飛行機で、人のいない奥地へ入ること)
だいたい、5 NIGHTS、6DAYS でかわ100KMくだる。

Nushagah River、Mulchatna River、
Alagnak River、Togiak River がゆうめい。
かわのなまえ、みんなインディアンのことば。
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RAFTING



周辺地図をクリックし、航空写真から入ると、
上空からの風景が見られます。
  

RAFTING のまえ、RIVER CONDITION かならずチェックする。
あめふって、かわのみずおおいとき、ながれはやい。
1 RUBBER BOAT には、3~4にんのる。
おおくのるあぶない。ふつうは5~6にん。
RAFTING のとき、かわのなかの、STONE、TREE にきをつける。
TREE は RUBBER BOAT にとって KNIFE になるね。
GUN と、GPS、SATELLITE PHONE (えいせいでんわ)、かならずもっていく。
EMERGENCY のとき、ヘリコプターくるよ。あんしんしてねー!
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CAMPING について、はなしします。
WILDERNESS には、くまさんたくさんいる。
とくに SALMON いるばしょ、くまさんあつまる。くまりこう。
そうゆうばしょ、あぶないねー!
CAMP のばしょ、きまったら、みんなで TENT SETTING、
CAMP FIRE きのえだ、さがす。
ガイド、おきゃくさんかんけいない。チームワークだいじ。
みんな、いっしょけんめい、はたらいてねー。ごはんはやく、たべられないよー。
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FOOD は、つったさかなと、FREEZE DRIED FOOD。
なぜ FREEZE DRIED FOOD わかる?
ハイ・カロリー、かるい、そしてにおいしない。
くまさん、にんげんの、なんびゃくばい、はなすごい。
FOOD のにおい、とおくからわかる。おいしいにおいする、くまさんくるよー!
ごはんたべたら、たべもののこり、やいたり、つちのなかうめる。
そこらへん、すてっちゃだめ!
ボートのなか、ウエーダー、さかなにおいついてる。
PINE TREE のはっば、もやして、けむりで、においけす。
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CAMP FORMATION
これは、ぼくのながいけいけん、かんがえたやりかた。
ほんとは、おしえたくないけど、きみにだけ、いいよ、おしえるよ!

1 風をみて、必ず風上に 2 焚き火をする。煙が風下に流れて、
風下の熊に人間がいると、注意を喚起させる。
3 僕のテントは、焚き火とブッシュの近くに。夜はショット・ガン抱えて寝て、
焚き火のチェックと、ブッシュからの物音チェック。
4 お客さんのテントは真ん中。 5 食べ物はテントから離す。
◎ブッシュには、皆でオシッコして、匂いで人間がいると、分からせる。

ADVENTURE REMINDS US OF OUR YOUTH.

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GRAYLING (グレイリング)。大きな背びれが特徴。イワナの仲間。
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ネイティブの虹鱒。
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ビーバーの巣。
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JACK。1年で海から帰ってきた小型のキング・サーモン。
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SILVER SALMON (銀鮭)。
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ここは、俺たちの場所だぞ!
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ラフティングも終わり、ピックアップ・ポイントで水上飛行機を待つ。ああ、風呂に入りたい。
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やっと来たー、迎えの飛行機!
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人跡未踏、LAST FRONTIER。

◆PHOTO BY Mr.O & Mr.U     SPECIAL THANKS



 



 


Mr.ジョニーの冒険(熊)-5 [アラスカ]

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HELLO! HOW ARE YOU!
こんどは、アラスカのくまさんの、はなしね。
つりの、おきゃくさん、かならず 「くまこわくない?」 ききます。
ぼく 「とうきょうのくるま、もっとこわいよ!」 いいます

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