ギンギラギンにさりげなく [雑記]
暑い!暑いから、夏のまっ昼、ドピーカンのTOP光での撮影も面白いかもと思った。
でも暑いので、自宅周辺100mの狭い範囲に決めた。
麦藁帽をかぶり、自宅周辺をカメラ片手にうろついた。
突然【近藤真彦のギンギラギンにさりげなく】の歌を思い出した。
「そーだ!テーマはギンギラギンにさりげなく!」
自宅からすぐの所に小さな公園がある。
このくそ暑いまっ昼間、ベンチで汗をかきながら読書をしているオジサン発見!
世の中には色々変わった人がいるもんだ。オジサンとオジサンの目が合う。
でも、ギンギラのお日様の下、カメラ片手にうろつく、初老のオヤジも、人のこと言えないか。
蝉の声 [雑記]
網戸を良くみると蝉が1匹とまっていた。
木の幹にとまればいいものを、網戸になんかとまって、変な蝉だ。
しばらく観察していると、足を緩慢に動かし、横にゆっくりと移動しだした。
けだるい夏の午後だった。
撮ったぞ~、部分日蝕! [雑記]
厚くたれ込めた雲の間から、三日月のような太陽が、奇跡的に顔をのぞかせていた。
たまたま持っていたカメラを取り出してパチリ。数秒後にはまた厚い雲かくれてしまった。LUCKY!
CANON MACRO LENS 100mm
都々逸(どどいつ) [雑記]
都々逸(どどいつ)。若い人には馴染みがないかもしれないけれど、
芸者さんが三味線を爪弾きながらお座敷で唄う唄。七・七・七・五からできている。
艶っぽく粋な唄が多い。おもしろいので紹介します。
◎遠くはなれて 会いたい時は 月を鏡にすればよい
月を鏡か‥。昔は携帯など便利なものなかったからね。昔の遠距離恋愛は粋でロマンチック!
◎嫌なお方の親切よりも 好いたお方の無理がよい
◎月に村雲 花には嵐 思うお方は女房もち
◎つねりゃ紫 喰いつきゃ紅よ 色で固めたこの体
◎おろす山葵と恋路の意見 聞けば聞くほど涙でる
ちょっとニャッと笑ってしまう唄もある。
◎井戸の蛙が空うち眺め 四角なものだと議論する
◎白だ黒だとけんかはおよし 白という字も墨でかく
◎喧嘩した時 この子をごらん 仲のよい時できた子だ
◎うちの亭主とこたつの柱 なくてはならぬがあって邪魔
◎惚れた数から振られた数を 引けば女房が残るだけ
うーん。身につまされる。
◎酒は飲みどげ浮気はしとげ 儘に長生きしとげたい
都々逸はほんと、人の心の本音、本質をついている。
祖母の裁縫箱 [雑記]
物置を整理していたら、祖母の裁縫箱が出てきた。
その裁縫箱は昔の腕の良い職人が作った物らしく、丁寧な仕事ぶりの箱だった。
引き出しを開けてみると、日本橋木屋の鉄鋏、水牛製のへらや、キチンと芯を削りだした鉛筆とメモ帳があった。
メモ帳には細かい字で丁寧に、和服の仕立てのための寸法表がびっしりと書き込まれていた。
祖母は明治生まれの女性らしく、芯のしっかりした凛とした人だったが、
孫の私にはそれはそれは優しく、何でも受け入れてくれて、
親に怒られた時などはお婆さんの懐に逃げて甘えたかすかな記憶がある。
でも、腕白な私の悪戯が過ぎる時は、火の付いたお線香を片手に、追いかけられて、大層怒られたものだった。
古びた小さな裁縫箱は、なつかしい祖母と甘酸っぱい幼い頃の事を思い出させてくれた。
クマは時速60kmで走るのか? [雑記]
仕事帰りに馴染みのもつ焼き屋に引っ掛かった。よくどこかに引っ掛かる。
カウンターは一杯で、「スイマセン!」と言ってわずかな隙間にもぐりこんだ。
「何にしようかな~?きゅうりのお新香に、ハツ2本、それから…厚揚げ、ホッピーね!」
隣同士肩がぶつかる。左隣りに30代後半の三人連れがいた。
聞くとはなしに、話しが聞こえてくる。最初は渓流釣りの話だったが、
いつの間にかクマの話になっていた。
男A 見てきたように「クマってよ~。走るの早いんだってよ~。時速60k位はでるんだって!」
男B また見てきたように「ほんとかよ~。でも幾らなんでも60kは出ないだろ~?
100mのランナーでもせいぜい30kちょっと。40k位じゃないか?60kは出ないよ~!」
男A 「出るんだってば~。考えてみな、人間の足は2本でクマは4本だぜ、な!」
男B 「足が多いからって、早いって言うの?」
「そうだ!一理ある。」
そこに男Cが話しに割り込む。どうやら60k派らしい。
男C 「平地じゃなくてよ~、クマは崖から転がるように走るってゆうから、
そんときは、60k位出てると俺は思うよ、ウン。」
珍説が出た!60k限定派。40kと60kが激突し、お互い意地になって一歩も自説を曲げない。
話しが行ったり来たりでしょうがね~な~。その激突が延々と続いた。
「40kでも60kでもどうでもいいじゃん。クマは早いってことでさ~!」
と、そこにカウンター越しに話を聞いていた店のおにいちゃんが笑顔でひとこと。
「お客さんそんなら中とって50kにしたら~?エヘへ。」
「うまい、ホッピーお代わり!」
六月の花嫁 [雑記]
姪っ子の結婚式に招かれた。場所は芝白金【八芳園】。
ほんの少し前までは可愛い女の子だったのに、いまでは素敵な花嫁さん。
天候にも恵まれて、親戚、同僚、友人に大勢囲まれた、
素晴らしい結婚式だった。
それでは、洋々たる二人に素敵な漢詩を送ります。
唐の詩人、白居易(白楽天)作の【長恨歌】。
唐の玄宗皇帝と絶世の美女【楊貴妃】の愛の抒事詩。
紫式部や清少納言にも、影響を与えたとされている。
百二十句、八百四十字からなる長編の詩。
本来は玄宗皇帝と楊貴妃の情愛、悲恋を詠った詩だが、
最後の第八段の終句、愛の誓いの言葉がとても美しい。
七月七日長正殿
夜半無人私語時
在天願作比翼鳥
在地願爲連理枝
天長地久有時尽
此恨綿綿無絶期
七月七日 長生殿
夜半 人なく 私語のとき
天に在りては 願はくは比翼の鳥となり
地に在りては 願はくは連理の枝とならんと
天は長く地は久しきとも 時ありてつく
この恨みは 綿々としてたゆるとき なからん
七月七日の七夕の夜、長生殿で、
夜更けに、あたりに人もなく、二人がささやき交わした時
天上では(二羽で一体の)比翼の鳥になりたい、
地上では(二本の木が一つになる)連理の枝になりたい、
(と誓いあいましたね)。
たとえ、天地は悠久であっても、いつかは亡びる。
でも、このお互い慕う心は、いつまでも続いて、
絶え尽きることはないでしょう。
白金八芳園
http://lands.blog.so-net.ne.jp/2008-07-08#more
ナマステ★インド呼吸法 [雑記]
写真同好会BETEP(ヴィェーツェル)のメンバーIRIさんに
以前から何度も誘われていたインドのヨガと呼吸法の、
3日間コースを受講してきた。
生まれて始めての経験。あまり乗り気ではなかったけど、
インドの先生の話も興味深く、実際にやってみると、その効果にびっくり。
特に呼吸法が良かった。
短期間でひどい肩こりも改善されて、頭スッキリ、リラックス。
今では毎朝やっている。
【インドの先生の話】
人間は生まれる時には、息を吸って生まれ、
死ぬ時は、息を吐いて死にます。
その間は、ひと時も途切れることなく呼吸しています。
呼吸は生きる上で最も大切です。
人間は興奮したり、感情が高ぶると、呼吸は乱れ浅くなります。
体内の毒素や感情からでる悪い気の80%が
呼吸によって排出されます。
でも、ほとんどの人は普通肺の容量の35%しか使っていません。
上手に呼吸することで、心や体の状態を
うまくコントロールすることが可能です。
毎日少しの時間で良いのです。試してください。
§それでは、簡単に出来る呼吸法を紹介します。§