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最後の辺境【アラスカ】-4 [アラスカ]

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キーナイ川河口のBEACH。大海原を回遊して母なる川に、最初に戻るサーモンをFIRST RUNという。
そのファースト・ランのサーモンを狙って、キーナイの海岸は大勢の地元の人々でにぎわう。
サーモンを釣るのではなく、サーモンを採る。
サケは海岸の波打ち際を回遊して、次々に川を溯上する。
以前アラスカで、エメラルド色の波のロールの中、黒いシルエットのサケを見た時の光景を今でも忘れられない。
その波打ち際に立ちこみ、馬鹿でかい網を差し込んで、サケを採るのだ!
おおらかで、何ともおおざっぱなアメリカ!

海岸でさばいたサケのハラワタを目指して沢山のカモメも集まってくる。
ビーチは1日中、人間とカモメのサケ祭り。

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最後の辺境【アラスカ】-3 [アラスカ]

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TAKAさん達一行は、キーナイから水上飛行機で1時間ほど、クックインレット(クック湾)を横断し、
対岸のアラスカ半島にあるBIG LIVER LAKE に飛んだ。
アラスカの奥地に入るには、道路などなく、「空のTAXI」と呼ばれている水上飛行機を利用する。
BIG LIVER LAKE はガイドのMr.ジョニーが必ず案内してくれる、サーモンが確実に釣れる場所。
そしてこの湖は、熊が湖岸に頻繁に出没するエリアでもある。
アラスカはクマの国。クマの国に人間がそっと入らせてもらうのだ。
クッツインレット(クック湾) イギリスの海軍士官、海洋探検家キャプテン・クックが初めてこの湾に投錨したことから、名づけられた。

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最後の辺境【アラスカ】-2 [アラスカ]

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アラスカの夏は白夜がつづく。
早朝6時船着場から、ボートがいっせいに、キーナイ川中流のキングサーモンのいるポイントを目指す。
キーナイ川でのキング・サーモン釣りは世界中の釣り師の憧れ。
そして、極くわずかな者の頭上に、幸福の女神が舞い降りる。

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最後の辺境【アラスカ】-1 [アラスカ]

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写真同好会BETEP(ヴェーツェル・風)のメンバーTAKAさんが、
7月末、サーモン釣りにアラスカへ旅立った。
アンカレッジより車でルート1を3時間、SOLDOTNA(ソルドットナ)の町の近くの、
フィッシングガイド・MR.ジョニー(カテゴリー・アラスカで紹介)のロッジを拠点に、サーモン釣りへ。
あいにくアラスカも天候が不順で雨にたたられ、最終日のみ晴れ。
でも、LAST FRONTIER (最後の辺境の地)と言われるアラスカの、
大自然、釣り、写真撮影をたっぷり堪能したとのこと。
では、その時の素晴らしい写真をどうぞ!

*写真が多いので5回に分けてUPします。

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夏のある日 [散歩]

朝早く家を出て、家の近所をスクーターでPHOTOHUNTING。
夏の色ブルーをイメージして撮ってみました。

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自宅の窓から。
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多摩川夕景【狛江】 [散歩]

世田谷狛江のホームセンター・ユニディーで買い物の帰り、
近くを流れる多摩川に立ち寄ってみた。
陽が西に傾き、多摩川の川面はキラキラと黄金色に輝いていた。
川辺の草むらで、川遊びの男の子達の頭が見え隠れしている。
しばらくして、魚採りの網やビニール袋を手に、勢いよく土手に上がって来た。
かざしたビニール袋が夕陽を受けてキラリ。
自分の幼かった頃の多摩川の記憶と一瞬かさなった。
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素晴らしい石達-1 [石]

Gems natural beauty
【自然石のお店*LAND'S】は閉店しましたが、
今後もHPやブログで、素晴らしい石達を、どんどん紹介していきます。ご期待ください。
くわしくはHPで。http://www.lands-jp.com

◆お問い合わせ rockhunt@wf6.so-net.ne.jp
                    090-3915-9561(携帯)

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ガーデンクォーツ・スワンカービング
長辺約52mmのボリュームのある素晴らしいガーデン・クォーツ。
表面はクリアー・クォーツ。中にあるガーデン・クォーツの部分に
精密な薔薇やスワンが彫刻されています。レアーな一品です。
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ローズクォーツ・エンジェル
高さ約86mmのローズクォーツで作られた天使。
窓辺にディスプレーしたら、やわらかい光を受けて、天使が微笑み輝きます。
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ドゥルージー・ペンダント
長さ約50mmのレインボードゥルージー。
ドゥルージーとは、主に瑪瑙の空洞に出来るクリスタルの結晶。
キラキラと光を受けて輝き、それはそれは綺麗です!
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セレナイト楕円
長辺約68mmのセレナイト(透石膏)。
セレナイトは、非常に高い波動を持ち、精神を明晰にし、深い静けさをもたらし
瞑想に使うと優れた効果があるとされています。


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【自然石の店*LAND’S】閉店のお知らせ [石]

1998年【自然石のお店*LAND’S】を開店して今年で10年目。
多くのお客様に支えられてきましたが、
家庭の事情により、たくさんの思い出が一杯に詰まったお店を、7月で閉店することになりました。
永年のご愛顧本当にありがとうございました。
今後は自宅やイベント、インターネット通販で自然石の販売をいたします。
どこかのイベント会場で、石が大好きな皆様とお会い出来るかもしれませんね。[るんるん]

◎お気軽にお問い合わせ下さい。
rockhunt@wf6.so-net.ne.jp
090-3915-9561(携帯)

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苔(こけ)-2 [植物]

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さっそく行ってきました苔ハンティング
でも東京で苔をさがすのは案外むずかしい。とりあえず近所の公園や神社へ苔さがし。
公園は清掃されていて、苔があまり見つからない。
次に目星をつけた神社に向かった。やはり思った通り神社は苔の宝庫だった。特に日の当たらない境内の裏手
神社は昔から湧き水のある場所に建てられ、必ずうっそうと繁った鎮守の森がある。
適度の湿度が、苔の生育には最適なのかもしれない。
趣のある苔を見つけた時は、ワクワクする。[揺れるハート]
苔の図鑑ってあるのかな~。今度苔の種類を調べてみよう![るんるん]
苔にはまりそうな初老のおやじなのであった。

  【苔撮影時の注意点
  ◎苔の写真は日当たりの悪い茂みや物陰をキョロキョロと探し回り、
  カメラ片手にしゃがみこんだりして、不自然な格好で撮影するので、
  くれぐれも怪しまれないように。警察に通報なんて洒落にならないよね。
  暗い服装は避け、派手な陽気な格好をおすすめします。例えばアロハなんか。[手(チョキ)]
  「あの~、苔の写真撮ってます…。」なんて言えないからね。
  ◎夏は防虫スプレーを用意したほうが良いかも。

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撮ったぞ~、部分日蝕! [雑記]

スクーターで玉川通り(国道246号)を走っていたら、道端で人々が立ち止まって、空を見上げている。
厚くたれ込めた雲の間から、三日月のような太陽が、奇跡的に顔をのぞかせていた。
たまたま持っていたカメラを取り出してパチリ。数秒後にはまた厚い雲かくれてしまった。LUCKY![るんるん]
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CANON MACRO LENS 100mm

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苔(こけ)-1 [植物]

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我が家の庭に苔むした梅の古木がある。幹はびっしりと苔を羽織り、ワビサビしている。
苔は地表や岩の上に、はいつくばる様に成長する鮮類や苔類の総称らしい。
【苔むす】という言葉は、その状態が長く続いていたことを表しているよね。
英語で A Rolling Stone gathers No Moss (転石こけむさず)という諺があるらしい。
「腰を落ち着けて長くひとつのことを続けないと、成果はあがらない」の意味。
苔は日陰にあり、決して主役ではないが、木や石や地表に、えもいえぬ趣
きを与えている。
「苔の心意気、気に入った!今年の夏の写真のテーマの一つは【】にしよう!
超地味だけど、超渋い!とりあえず近くの公園や神社巡りをするとするか‥、苔ハンティング![るんるん]

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川崎大師【風鈴市】 [散歩]

毎年7月に、川崎大師で開催される夏の風物詩【風鈴市】。
北は北海道から南は沖縄まで、全国各地の自慢の風鈴が集まる。
涼やかな音色が境内一杯に鳴り響いていた。

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麻布十番【あべちゃん】 [旨いもの]

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麻布十番の書道教室の帰りに、たまに立ち寄る店もつ焼きや【あべちゃん】。
麻布十番では有名なお店。40年前に先代から受け継いだ、焼き鳥のタレ壷。
そのタレ壷には、黒いタレ跡が固まりで付いていて大迫力。
キャベツの上に、肉厚で柔らかい焼き鳥ののったドンブリは、是美味なり!

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都々逸(どどいつ) [雑記]

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都々逸(どどいつ)。若い人には馴染みがないかもしれないけれど、
芸者さんが三味線を爪弾きながらお座敷で唄う唄。七・七・七・五からできている。
艶っぽく粋な唄が多い。おもしろいので紹介します。

◎遠くはなれて 会いたい時は 月を鏡にすればよい
月を鏡か‥。昔は携帯など便利なものなかったからね。昔の遠距離恋愛は粋でロマンチック!

◎嫌なお方の親切よりも 好いたお方の無理がよい

◎月に村雲 花には嵐 思うお方は女房もち

◎つねりゃ紫 喰いつきゃ紅よ 色で固めたこの体

◎おろす山葵と恋路の意見 聞けば聞くほど涙でる

ちょっとニャッと笑ってしまう唄もある。

◎井戸の蛙が空うち眺め 四角なものだと議論する

◎白だ黒だとけんかはおよし 白という字も墨でかく

◎喧嘩した時 この子をごらん 仲のよい時できた子だ

◎うちの亭主とこたつの柱 なくてはならぬがあって邪魔

◎惚れた数から振られた数を 引けば女房が残るだけ
うーん。身につまされる。

◎酒は飲みどげ浮気はしとげ 儘に長生きしとげたい

都々逸はほんと、人の心の本音、本質をついている。


 


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祖母の裁縫箱 [雑記]

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物置を整理していたら、祖母の裁縫箱が出てきた。
その裁縫箱は昔の腕の良い職人が作った物らしく、丁寧な仕事ぶりの箱だった。
引き出しを開けてみると、日本橋木屋の鉄鋏、水牛製のへらや、キチンと芯を削りだした鉛筆とメモ帳があった。
メモ帳には細かい字で丁寧に、和服の仕立てのための寸法表がびっしりと書き込まれていた。
祖母は明治生まれの女性らしく、芯のしっかりした凛とした人だったが、
孫の私にはそれはそれは優しく、何でも受け入れてくれて、
親に怒られた時などはお婆さんの懐に逃げて甘えたかすかな記憶がある。
でも、腕白な私の悪戯が過ぎる時は、火の付いたお線香を片手に、追いかけられて、大層怒られたものだった。
古びた小さな裁縫箱は、なつかしい祖母と甘酸っぱい幼い頃の事を思い出させてくれた

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GOOD BYE IRINA! [撮影会]

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写真同好会BETEP(ヴェーツェル・風)のメンバーIRIさん。
IRIさんは、ロシアのサンクトぺテルブルグ゙生まれで名前はイリーナ
その写真仲間のイリーナがタイに移り住むこととなり、日本を離れることになった。
写真が大好きで、美しく、心優しく、聡明な女性だった。
   年々歳々 花相似たり 
       歳々年々 人同じからず

人生別離たる。別れはつらく寂しい。
でもBETEPはこれからも楽しく続けていきます。
タイからまた素敵な写真送ってください。
スパスィーバ! ダ スヴィダーニア イリーナ!

http://lands.blog.so-net.ne.jp/archive/c2300422907-1


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クマは時速60kmで走るのか? [雑記]

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仕事帰りに馴染みのもつ焼き屋に引っ掛かった。よくどこかに引っ掛かる。
カウンターは一杯で、「スイマセン!」と言ってわずかな隙間にもぐりこんだ。
「何にしようかな~?きゅうりのお新香に、ハツ2本、それから…厚揚げ、ホッピーね!」
隣同士肩がぶつかる。左隣りに30代後半の三人連れがいた。
聞くとはなしに、話しが聞こえてくる。最初は渓流釣りの話だったが、
いつの間にかクマの話になっていた。
    男A 見てきたように「クマってよ~。走るの早いんだってよ~。時速60k位はでるんだって!」
    男B また見てきたように「ほんとかよ~。でも幾らなんでも60kは出ないだろ~?
       100mのランナーでもせいぜい30kちょっと。40k位じゃないか?60kは出ないよ~!」
    男A 「出るんだってば~。考えてみな、人間の足は2本でクマは4本だぜ、な!」
    男B 「足が多いからって、早いって言うの?」
       
「そうだ!一理ある。」
    
そこに男Cが話しに割り込む。どうやら60k派らしい。
    男C 「平地じゃなくてよ~、クマは崖から転がるように走るってゆうから、
        そんときは、60k位出てると俺は思うよ、ウン。」
    珍説が出た!60k限定派。40kと60kが激突し、お互い意地になって一歩も自説を曲げない。
    話しが行ったり来たりでしょうがね~な~。その激突が延々と続いた。
       「40kでも60kでもどうでもいいじゃん。クマは早いってことでさ~!」
    
と、そこにカウンター越しに話を聞いていた店のおにいちゃんが笑顔でひとこと。
       「お客さんそんなら中とって50kにしたら~?エヘへ。」
       
「うまい、ホッピーお代わり!」
    

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雨ニモマケズ 風ニモマケズ [雑記]

雨ニモマケズ、風ニモマケズ、
ピンクのブタが公園の片隅にいた。
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雨上がりの駒沢公園 [散歩]

雨上がりの駒沢オリンピック公園に散歩に出かけた。広大な公園をカメラ片手に散策。
ちょっと疲れたのでベンチに座り一休み。ベンチでヨガの呼吸法をしてみた。
雨上がりの爽やかな空気、小鳥のさえずりに包まれて、体中の細胞が生き返るよう。
ちょっとやみつきになりそうだ![るんるん]

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秋の書展に向けて [書道]

麻布十番にある書道教室の秋の展覧会に向けて、書道仲間と習作が始まった。
今年は易経六十四卦を書にしようと考えている。
◆易経はいまより三千五百年前に中国で生まれ、皇帝の国を統治する学問として、発展したとされる。
周の皇帝文王とその子周公により大成され、【易経】という経典にまとめられた。
これは後に、【儒教の開祖孔子】が、儒教の経典の五経(易経・書経・詩経・礼記・春秋)の
筆頭に採用されたほど素晴らしい価値のあるものとされた。
易は天地自然を【陰陽】を基本にし【天・沢・火・雷・風・水・山・地】から成ると考え、それをハ卦(ハッケ)とした。
そして八×八の組み合わせ六十四卦で、天の意思を占った。相撲の【ハッケよいよい】もここから来ている。

書は本当に奥が深い。
目の前には、頂に雲がかかった高い山がそびえ立っているが、
まあ、ぼちぼち山裾を楽しみながら、登ろうと思っている。
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臨書する書道仲間のUさん。
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Uさんの習作。先生の朱文字が入る。

◆秀麗先生・公式ブログ http://ameblo.jp/shurei88/


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近所の焼き鳥屋さん(鳥平) [旨いもの]

家から歩いて3分、走って1分のところに、旨い焼き鳥屋さんがある。
焼き鳥もずいぶん色々と食べ歩いたが、ここの焼き鳥は3本の指に入るね。[揺れるハート]
少々無愛想で頑固者のおやじさんが、焼き場に立ち続けて30年。
晴れの日も、雨の日も、雪の日も黙々と焼き鳥を焼いている。
世の中、FXだとかデリバティブだとか、オドロオドロシイ言葉が飛び交い、一攫千金を夢見る人々も多いが、
自分の腕に自信と誇りを持ち、分相応に気負うことなく生きている。
こういうおやじさんの様な生き方も素晴らしいね。[手(チョキ)]
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六月の花嫁 [雑記]

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姪っ子の結婚式に招かれた。場所は芝白金【八芳園】。
ほんの少し前までは可愛い女の子だったのに、いまでは素敵な花嫁さん。
天候にも恵まれて、親戚、同僚、友人に大勢囲まれた、
素晴らしい結婚式だった。
それでは、洋々たる二人に素敵な漢詩を送ります。

唐の詩人、白居易(白楽天)作の【長恨歌】
唐の玄宗皇帝と絶世の美女【楊貴妃】の愛の抒事詩。
紫式部や清少納言にも、影響を与えたとされている。
百二十句、八百四十字からなる長編の詩。
本来は玄宗皇帝と楊貴妃の情愛、悲恋を詠った詩だが、
最後の第八段の終句、愛の誓いの言葉がとても美しい。

七月七日長正殿
夜半無人私語時
在天願作比翼鳥
在地願爲連理枝
天長地久有時尽
此恨綿綿無絶期

七月七日 長生殿
夜半 人なく 私語のとき
天に在りては 願はくは比翼の鳥となり
地に在りては 願はくは連理の枝とならんと
天は長く地は久しきとも 時ありてつく
この恨みは 綿々としてたゆるとき なからん

七月七日の七夕の夜、長生殿で、
夜更けに、あたりに人もなく、二人がささやき交わした時
天上では(二羽で一体の)比翼の鳥になりたい、
地上では(二本の木が一つになる)連理の枝になりたい、
(と誓いあいましたね)。
たとえ、天地は悠久であっても、いつかは亡びる。
でも、このお互い慕う心は、いつまでも続いて、
絶え尽きることはないでしょう。

白金八芳園
http://lands.blog.so-net.ne.jp/2008-07-08#more


 


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トラは狭いとこが好き [猫]

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オス猫トラ。長かった恋の季節(まあ、サカリね)も終わり、やっと落ち着いて来た。
家を出たら鉄砲玉。あっちへフラフラ、こっちへフラフラ。やまらない、止まらない。
2~3日家に帰って来ない日もあった。ヤンチャで、我がままで、やりたい放題。
トラは今男盛り[ダッシュ(走り出すさま)]、しょうがないね。でも、出来の悪い子ほど可愛いって言うからね~。
「トラ、いつまでもフラフラしてると、うちの子じゃないよ!」
「カメラもって、おいらの後ついて歩かないで![むかっ(怒り)]

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鳥越夜祭り-4 [祭り]

[カメラ] TAKAさんの写真
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蔵前で育った北村金太郎氏の「東京の下町」を読むと、蔵前と鳥越は至近距離でありながら、
まったく異質の土地であることが次のように表現されている。
「神明さまの氏子十八ケ町じゃ、みんな本神輿をこしらえたんだってよ」といわれたのは大正七,八年ころだったろうか。
その頃蔵前方では本神輿は神社のものだけ。鳥越では、神社の神輿を先頭に、次から次へと十八ケ町の神輿が、
大勢の若者にかつがれて、威勢のいい掛け声、新堀川を中にはさんで見物していた蔵前の若い者は、
羨ましいやら口惜しいやらで地団駄を踏んだものである。
蔵前には商店、居職、しもたやが多く、鳥越には、屋職(大工、左官、屋根職、とび職)が多かったと氏は述べている。
居職は自宅で仕事をする職人、屋職は野外で仕事をする人間。おのずと気風が違ってくる。
とにかく、三社さまと神田明神にはさまれて、鳥越明神は大いにがんばっていたのである。」 
斑目文雄「街の履歴書」 ◎ウエッブサイト【鳥越神社】より流用

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鳥越祭り-3 [祭り]

[カメラ] TAKAさんの写真
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鳥越祭りは2重3重の見物客の壁と、乱入者を防ぐ厳重な機動隊の警備で、
神輿を真近に撮れないことは分かっていた。そこで、TAKAさんと秘策を練った。
それは、長く伸ばした1脚にカメラを取り付け、レリーズでシャッターを押し、俯瞰で神輿を撮るアイデア。
実はTAKAさんとは、アラスカのサーモン釣りで知り合った友人。
アラスカでは、長いロッドの先にルアーを付け、
撮影では、目一杯伸ばした1脚の先にカメラ。
1脚を操るTAKAさんの姿は、アラスカの川辺に立ち、サーモンと格闘する姿と同じだった。
『カメラが重くて手が痺れるので、今度腰にトローリング用のロッドホルダー付けようかな?』[ひらめき]
どうぞお好きなようにやって下さい。[手(チョキ)]
◎神輿の写真/NIKON 90D TOKINA AT‐X 11~16mm F2.8 人物写真/NIKON 18~200mm

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鳥越夜祭り-2 [祭り]

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夜祭が始まる。宮神輿の提灯に火が入り、神輿が上がる。
頭連中の木遣り唄、手古舞を先頭に神輿は進む。
睦の威勢の良い掛け声、沿道から湧き上がる歓声。いよいよ祭りのクライマックス、【宮入り】が始まった。

「鳥越神社の祭りは今ほどではないが、大正のはじめもかなり派手なものでした。
鳥越18カ町にそれぞれ睦会ていうのができたんですね。それまでは頭がやっていたらしいんです。
以来、みこしは睦がかつぐわけです。だから今でも、受け渡しなどは整然とやってますよ。
みこしの宮入りは必ず夜になるんですが、みこしが入ってくると、各町の高張りが乱れ打ち合うというので、
震災後やめてしまったんです。しかし、こういう形式をつくったのは睦会で、戦後、昔の人気をもう一度出そうというんで、
提灯をみこしのまわりにつけて夜かつごうじゃないかって、これが鳥越の夜祭りになたわけです。」
【古老が語る台東区の明治.大正.昭和 鍋田 英治氏】  ◎ウエッブサイト【鳥越神社】より流用

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鳥越祭り-1 [祭り]

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6月7日(日)、写真同好会BETEP(ヴィェーツェル)のメンバーTAKAさんと夕方待ち合わせ、
台東区鳥越神社の【鳥越夜祭り】に出かけた。
神社の周りには、たくさんの屋台が立ち並び、大勢の人でごった返していた。
鳥越祭りは都内唯一の夜祭がある。千貫神輿(約4トン)と呼ばれる
大神輿が、昼の間町内を練り歩き、
夜の帳が降りると、御神輿の提灯や氏子のかかげる高張り提灯に火がともり、
それはそれは幻想的な祭りになる。
毎年30万人の人出でにぎわう、初夏の下町の粋な風物詩なのだ。


「鳥越神社の地所は、昔は二万坪ぐらいあったというんですよね。幕府が隅田川のふちに米蔵を造るんで、
鳥越の山を削って川を埋立てして、そいであそくへ米蔵を造ったらしいですね。二万坪あったのが最終的には
二百坪になっちゃたんですね。全部取り上げちゃって、平地にしてそこを武家屋敷にしちゃったんですがね。
トリゴエ神社と濁る人が多いんですよ。あれは絶対濁ってはいけないって言われましたよ。安藤鶴夫がね、
それよく言ってました。この頃は土地の人まで濁る人が増えましたけれどね、トリコエとすんで言うのが正しい。
江戸っ子は、コマガタと濁ってはいけないといわれましたね。私たちトリゴエと濁ったらひっぱたかれたんです。」
『古老がつづる 下谷.浅草の明治.大正.昭和 大川幸太郎氏』  ◎ウエッブサイト【鳥越神社】より流用


 

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ナマステ★インド呼吸法 [雑記]

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写真同好会BETEP(ヴィェーツェル)のメンバーIRIさんに
以前から何度も誘われていたインドのヨガと呼吸法の、
3日間コースを受講してきた。
生まれて始めての経験。あまり乗り気ではなかったけど、
インドの先生の話も興味深く、実際にやってみると、その効果にびっくり。
特に呼吸法が良かった。
短期間でひどい肩こりも改善されて、頭スッキリ、リラックス。
今では毎朝やっている。[るんるん]

【インドの先生の話】
人間は生まれる時には、息を吸って生まれ、
死ぬ時は、息を吐いて死にます。
その間は、ひと時も途切れることなく呼吸しています。
呼吸は生きる上で最も大切です。
人間は興奮したり、感情が高ぶると、呼吸は乱れ浅くなります。
体内の毒素や感情からでる悪い気の80%が
呼吸によって排出されます。
でも、ほとんどの人は普通肺の容量の35%しか使っていません。
上手に呼吸することで、心や体の状態を
うまくコントロールすることが可能です。
毎日少しの時間で良いのです。試してください。

§それでは、簡単に出来る呼吸法を紹介します。§

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シロのつぶやき [猫]

雨もあがり、庭の紫陽花もしっとりと色付いている。
そしてメス猫シロは、お気に入りの屋根の上。木漏れ日の中で、ウトウトとまどろんでいる。[眠い(睡眠)]
「50年に1回だか100年に1回だか知らないけど~、人間は世の中大不況とやらで大変ね~。
あたいは、お金も、年金も、老後も、関係ないもんね~。
食べて寝て散歩。食べて寝て散歩。猫3日やったらやめられな~い。」 [猫][揺れるハート]
http://lands.blog.so-net.ne.jp/2009-02-07#more

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出もどりチビ [猫]

メス猫チビ。尾っぽがすらりと長く、器量よし。兄さんのクルと甥っ子のトラと折り合いが悪く、
家出して近所のオジサンの家に、ちゃっかり居ついていた。
可愛がってくれていたそのオジサンが、今年の4月に引っ越してしまった。
チビも連れてと思ったらしいが、引越し先では猫が飼えないらしい。
オジサンも後ろ髪を引かれる思いだったに違いない。[もうやだ~(悲しい顔)]
オジサンから譲り受けた愛用のハウスと水とエサを、
我が家の物置の脇に置いておいたが、寄り付かず、居場所のないチビを随分と心配した。
でも、ある日こっそりと家に戻って来たのだ。たぶん空腹に耐えかねて。
いまでは、クルとトラが居る時は、ソファーの裏に隠れたりして、
なんとか折り合いを付けている。とりあえず、良かった、良かった![るんるん]
http://lands.blog.so-net.ne.jp/2009-02-07#more

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ベランダの柵から顔を出すチビ。


 


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