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ディープな下町・亀有-1 [散歩]

葛飾区亀有。東京のデープな下町。
この街の近くに30代の頃住んでいた。
久しぶりに訪ねてみた。懐かしかった。
駅前のロータリーはすっかり整備され、大型商業施設が立ち並び、
住んでいた頃の街の面影は、すっかり消えて、跡形もなかった。
でも、一歩路地裏に入ると、猥雑で気取らない街並みは、そのままだった。
人工的な表皮を一皮むくと、血管が浮き出て、欲望むき出しの、
思いっきり人間臭い、大好きだった街があった。
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亀有の関所。もつ焼きの江戸っ子。昼の明るい頃から、飲んべいで一杯。
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焼き場の名物おやじ。昔の面影が残っていた。
1人で40人位のお客の注文をさばく。名人技を持つ。
頑固一徹で神経質。お客も主人の性格を知っていて、修行者のような真面目顔で、
物音ひとつ立てず、静かに酒を飲んでいる。いわばもつ焼き修験道場。
「はーい、3番さん、チューハイ一丁!10番さん、レバ刺し、一丁!」

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よく通ったサウナ。改装もせず、昔のままだった。
そういえば、サウナ室には、背中に綺麗な絵を背負った、怖いお兄さんで、一杯だった。
目がなるべく合わないように、してたっけ。
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住んでいた公団。その頃は低層の建物だったが、高層化していた。
ああ、昭和は遠くなりにけりか‥。
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公団の近くを流れる中川放水路。休みの日は鯉釣りをよくしていた。
鯉釣り仲間は、近所の花やの親父と、鳶の親父。昼に、川の土手まで、ラーメンを出前してもらった。
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