九段~神田(玉川堂・居酒屋みますや)-3 [散歩]
神田界隈は勤めていた頃、お得意先があり、
よく通ったものだった。久しぶりでなつかしい。
神田は銀座ほど高級ではなく、浅草ほど気さくではないが、ほど良い凛とした江戸の粋さが残っている。
神田藪蕎麦、神田松屋、神保町兵六、神田司町みますや。仕事帰りに時々立ち寄った。
そう言えば、母親はたしか神田錦町生まれ、司町みますやに近い町会だ。
今日はゆっくり、母親が生まれた町、神田界隈を楽しむことにするか。
神保町【玉川堂(ぎょくせんどう)】へ。
玉川堂は文政元年(1818年)、今から約200年前に創業の、筆・墨・硯・紙の老舗。
書道用のありとあらゆる筆や紙が揃っている。鹿の毛の硬めの小筆を買った。
千代田区で今ではたった4軒だけとなった銭湯の一つ、専修大前交差点近くの【梅の湯】。
歩き疲れたのでちょっと一風呂。都心のコンパクトな銭湯だったが、
清潔で「ハイパージェット風呂」「ボディージェット風呂」が気持ちよかった。
皇居の周りを走るランナー達の立ち寄る銭湯らしい。
久しぶりの【みますや】。創業明治38年。
この神田司町あたりは戦災を奇跡的に免れた名店が多い。
開店5時。すでにサラリーマンが並んでいた。
赤ちょうちん、縄暖簾、燗酒は【白鷹】、江戸前の肴、
「みますや」は何一つ変っていなかった。
千代田区神田司町2-15-2 03-3294-5433
日曜・祝日 休み
2009-04-12 15:31
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