三社祭り [祭り]
今年も、浅草三社祭りがやって来た。
神輿渡御(とぎょ)は、神様の御霊が祭礼の日だけ、神社から神輿に乗り移り、
その地域の氏子達の安寧を願う、神聖な行事。でも毎年、その神聖な神輿に、
飛び乗る不届き者(主に、背中に鯉や龍など極彩色の絵を背負った方々)がいて、騒動を起こし、
今年は宮神輿(神社神輿)の宮出し、町内渡御が中止になり、
町内神輿のみの、何とも寂しい三社祭りになってしまった。
いつもならば、浅草神社の境内は、担ぎ手で溢れ返っているのだが‥。
倶梨伽羅紋々(くりからもんもん)の諸君!
来年は、中国のオリンピック聖火リーレーの様に、
神輿の周りを、桜の代紋入りの半纏を羽織った、警視庁桜田睦が取り囲んでいるかもしれない。
人様に迷惑をかけない、自重自制した行動を、切にお願いする所存です。
男気を発揮するのは、別の所でね。
浅草神社。三社様として親しまれている。
推古天皇の時代。漁師の浜成・竹成兄弟が、今戸川(今の隅田川)で、投網を打ち、
聖観音菩薩像をすくい上げた。その菩薩像を奉安して、浅草寺を建立した土師真中知。
後世この三人を神として祀ったのが、三社権現社(浅草神社)の始まりであるとされている。
神輿倉が開かれた。左から、三の宮、一の宮、二の宮。
本堂では朝の勤行が行われていた。お坊さん達の読経が朗々と、境内に響きわたる。
朝8時。あちらこちらで、浅草四十四ヶ町の町内神輿の渡御が始まった。
2008-05-18 16:27
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