最後の辺境【アラスカ】-2 [アラスカ]
アラスカの夏は白夜がつづく。
早朝6時船着場から、ボートがいっせいに、キーナイ川中流のキングサーモンのいるポイントを目指す。
キーナイ川でのキング・サーモン釣りは世界中の釣り師の憧れ。
そして、極くわずかな者の頭上に、幸福の女神が舞い降りる。
TAKAさん達のスキッパー(船長)。
深く、太く、滔々と流れるキーナイ川に逆らい、
スキッパーがエンジンをふかしながら、ボートを巧みにあやつり、
キングのいるポイントの真上に安定させる。
あとは、水深20mにルアーやエサのイクラを流し込み、キングのかすかな当たりを待つのみだ。
雨に打たれながら、朝6時から夕方4時まで、決して若くはない体で、TAKAさん達は皆修行僧のように耐えた。
一匹のトロフィーサイズのキングの当たりを夢みながら。
FISHING IS PATIENT PATIENT AND PATIENT.
朝は早いし、釣れないし。
お隣のボートにFISH ON。
キングをCATCHするに相応しいランディングネット。
英語で「あせんじゃ、ねーぞ!」
TAKAさんのボートの釣り仲間にもHIT!
日本語で「でけーぞ!あせるな!ゆっくりな!」これ釣れた時の常套句。
TAKAさんの釣り仲間。38ポンド。キングサーモン。この笑顔。この晴れ姿。
川でキングのハラワタをだす。駆け寄るMr.ジョニー。
ボートの腹に、メジャー。粋だね~。
Mr.ジョニーの釣った58ポンドのキング。
不敵な2匹の面構え。
2009-08-09 16:23
nice!(1)
コメント(1)
言葉がでない~
by queensalmon (2009-08-10 17:54)