世田谷ボロ市 [散歩]
世田谷ボロ市。
毎年12月15日・16日と1月15日・16日、
東急世田谷線世田谷駅と上町駅の間の世田谷通りで開催される露天市場。
ボロ市は天正6年(1578年)に、小田原城主北条氏政が
この地に楽市を開いたのが始まりで、400年以上の歴史がある。
世田谷代官屋敷を中心に、約750店の露天が所狭しと並んでいる。
16日。風もなく暖かな陽気に誘われて、大勢の人々で賑わっていた。
人ごみの中を縫うように歩く。売っている品物より、
露天商のおっちゃん達を見ている方が面白かった。
皆、個性的だ。世の荒波をくぐり、風雪に耐えてきたであろうおっちゃん達。
するめイカの様に、噛めば噛むほど味のある風貌。
日本は今大不況の真っ只中だが、
元気で、したたかに生きる露天商のおっちゃん達を見ていると、
なんだか元気をもらえたような気がしたのであった。
「ニーハオ!ドウゾ、写真トッテモイイですよ!」 舞踏公演のチラシを配っていた中国の女の子。
黄金色 [散歩]
ときおり風に舞う、黄金色の吹雪。
唐代の詩人、李白や杜甫がこの景色を見たら、どういう詩を作るだろう?
駒沢通り沿いの、駒沢公園の銀杏並木は、都内有数のスポット。
小春日和 [散歩]
小春日和のある午前。
気持ちが良いので、カメラ片手に近所を散歩。
北風と太陽じゃないけど、
ポカポカとした陽射しは、心に羽織ったコートも脱がせてくれる。
『天気もいいし、もうちょっと先まで歩いてみるか‥!』
多摩川散策-4 [散歩]
東の空から紅色の太陽が忽然と姿を現した。
太陽の黄道上を、雲にかくれたり、顔を出したりしながら、グングンと昇って行く。
まさに日の出の勢いだ。
黄金色の光彩が秋の雲に、刻々と変化しながら、えも言われぬ表情を作りだしていく。
二子玉川の、広い河原の真ん中でひとり、あまりの美しさに、しばらく立ち尽くしていた。
城南島海浜公園 [散歩]
鮫洲で運転免許更新の帰り道、城南島海浜公園に立ち寄った。お気に入りの公園のひとつ。
目の前は羽田空港だ。大型ジェット機がひっきりなしに離陸している。
フルスロットルのエンジン。鋭い金属音と共に目の前に迫ってくる。
公園では、釣りをする人、昼寝をする人、お弁当を広げる人、みんな爽やかな秋を楽しんでいる。
ゆったりとゆったりと時間が過ぎていた。