鳥越祭り-1 [祭り]
6月7日(日)、写真同好会BETEP(ヴィェーツェル)のメンバーTAKAさんと夕方待ち合わせ、
台東区鳥越神社の【鳥越夜祭り】に出かけた。
神社の周りには、たくさんの屋台が立ち並び、大勢の人でごった返していた。
鳥越祭りは都内唯一の夜祭がある。千貫神輿(約4トン)と呼ばれる大神輿が、昼の間町内を練り歩き、
夜の帳が降りると、御神輿の提灯や氏子のかかげる高張り提灯に火がともり、
それはそれは幻想的な祭りになる。
毎年30万人の人出でにぎわう、初夏の下町の粋な風物詩なのだ。
「鳥越神社の地所は、昔は二万坪ぐらいあったというんですよね。幕府が隅田川のふちに米蔵を造るんで、
鳥越の山を削って川を埋立てして、そいであそくへ米蔵を造ったらしいですね。二万坪あったのが最終的には
二百坪になっちゃたんですね。全部取り上げちゃって、平地にしてそこを武家屋敷にしちゃったんですがね。
トリゴエ神社と濁る人が多いんですよ。あれは絶対濁ってはいけないって言われましたよ。安藤鶴夫がね、
それよく言ってました。この頃は土地の人まで濁る人が増えましたけれどね、トリコエとすんで言うのが正しい。
江戸っ子は、コマガタと濁ってはいけないといわれましたね。私たちトリゴエと濁ったらひっぱたかれたんです。」
『古老がつづる 下谷.浅草の明治.大正.昭和 大川幸太郎氏』 ◎ウエッブサイト【鳥越神社】より流用
2009-06-08 13:46
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